今日はこれ。


RIOT GIRL

RIOT GIRL

声優、平野綾の1stアルバムをレビュー。


ちなみに「RIOT」とは名詞だと「暴動、騒動;(感情の)ほとばしり;多彩さ」
動詞では「暴動に加わる;どんちゃん騒ぎをする、奔放にふるまう」
などの意味があります。
レビューっつっても1曲ごとに書くのは面倒なのでそんなに細かくはありません。


全14曲中、シングル曲は1st〜6thの表題と3rd、7thのc/w。
個人的に好きな「Unnamed world」(7th)が入ってないのが残念でした。
当然といえば当然ですが、涼宮ハルヒ名義だった「God knows...」とかもありません。
(ちなみに、「涼宮ハルヒの詰合」はシングルとして17枚目のオリコン100週ランクイン達成だとか。
どうなってんの音楽業界。)


シングル曲だけを見ると、
1st「Breakthrough」(アルバムではver違い)、2nd「冒険でしょでしょ?」(ハルヒOP)
3rd「明日のプリズム」はアイドル声優っぽい路線で来てて
4th「LOVE★GUN」からは急にアーティスト路線に変わってます。髪の色とか化粧もこの間で大きな差が。

綺麗に言えば「平野綾の両面を楽しめる」「デビューからの変化が丸分かり」って感じですか。


個人的には、「NEOPHILIA」みたいなバラードとまではいかないけどちょっと切なさが入っている感じの
平野綾が好きですね。歌手としては。
このアルバムはポップな曲やロック系が多かったのでもう少しあってもよかったかな。
逆に「LOVE★GUN」みたいなロック(洋楽意識?)系は苦手です。というか意識しすぎじゃないかな...



・総括
全体で見るとやっぱり出し惜しみ(「Unnamed world」)の感あり
アルバム曲少ない
ポップな曲の時の声がどれも同じに聴こえる、など物足りない点も。
ベストアルバム的な感じで楽しむ人にとってはいいかも。

声優歌手として、水樹奈々を抜くのは難しいと思うので、二番手くらいを目指して頑張ってください。
若いからまだまだ将来性もあると思うし。


せっかくなので「NEOPHILIA」貼っておきます。